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2013年10月15日

【物流】国交省 ばら積み液体危険物運送要件検討WGを設置



 平成25(2013)年10月3日、国土交通省は第2回危険物等海上運送基準検討会を開催し、液体水素のばら積み運搬船の構造・設備の安全基準等について審議を行った。

 経緯としては、日本での水素需要拡大に対応するため、オーストラリアで液体水素を製造し日本に大量輸送するプロジェクトが計画されており、その輸送に伴い、安全基準を定める必要があった。

また、液体水素のばら積み運送は世界初の試みであり、船舶の旗国かつ荷受国である日本が安全基準を策定する必要があった。

上記を踏まえて、液体水素の運送要件について専門的・技術的知見を持つ委員から構成される「ばら積み液体危険物運送要件検討WG」を設置し審議を行った。その結果、船型、タンクタイプ、検知器、液体水素の物性等に応じた特別の運送要件等について検討し、オーストラリア政府と協議することとなった。

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投稿者:gotsuat 09:42| 行政関連