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2013年10月10日

【物流】日本海時センター 日本・アジア/米国間のコンテナ荷動きの速報値を公表



 平成25(2013)年10月2日、日本海時センターは日本・アジア/米国間のコンテナ貨物の荷動き動向(2013年7月速報値)を公表した。

これによると、7月の往航荷動き量は前年比0.2%増の122.3万TEUとなり、3ヶ月ぶりの増加であった。国・地域別に見ると、日本積は「車両機器及び部品」(前年比12.0%増)等の増加により同0.2%増の5.9万TEU、中国積は「床材、ブラインド等のプラスティック製品」(同33.7%増)等の増加により同1.5%増の79.0万TEUであった。一方、韓国積は「一般電気機器」(同46.5%減)等の減少により同10.6%減の5.9万TEUとなった。この他は、ASEAN積が前年比2.9%増の16.5万TEU、台湾積が同比2.0%減の4.8万TEU、南アジア積が同比3.9%減の6.1万TEUとなった。

また、同月の復航荷動き量は前年比1.4%減の53.1万TEUとなり、2ヶ月連続の減少であった。国・地域別に見ると、日本揚は「ペットフード及び動物用飼料」(前年比24.6%減)等の減少により同3.3%減の6.6万TEU、韓国揚は「金属スクラップ」(同44.5%減)等の減少により同7.4%減の4.7万TEUであった。一方、中国揚は「木材及びその製品」(同12.2%増)等の増加により同4.9%増の24.0万TEUとなった。この他は、台湾揚が前年比1.1%減の4.9万TEU、ASEAN揚が同比8.4%減の6.9万TEU、南アジア揚が同比3.9%減の3.4万TEUとなった。

 尚、集計は、日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの他、ASEANのうち、シンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8カ国、南アジアのインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4カ国、合計18カ国・地域を対象としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:53| 国際物流