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2013年09月20日

【環境】イオン 全店でレジ袋の無料配布中止へ



 イオンは、平成25(2013)年11月1日より全国の総合スーパー「イオン」全423店舗でレジ袋の無料配布を中止する。

 同社は平成3(1991)年に「買物袋持参運動」を始め、平成12(2000)年には持ち帰り専用かごを販売して「マイバスケット運動」をスタートさせるなどレジ袋削減を推進し、平成19(2007)年に全国チェーンの小売店で初めて、現イオン東山二条店(京都市左京区)で無料配布を中止した。

 今回、新たに本州、四国、九州の計203店の食品フロアで実施し、既に全店で中止した北海道、沖縄と合わせ、無料配布をしない店舗を全国のイオンに拡大する。

 平成25(2013)年11月からはエコバッグなど買い物袋を持っていない場合は、環境負荷の少ないバイオマス素材を原料にしたレジ袋を販売する。LLサイズのレジ袋を5円、九州エリアでは3円で販売しているLサイズも用意し、地域の収益金は環境活動に全額寄付する。レジ袋を購入した顧客側も環境活動に参加している仕組みになっている。

 レジ袋の原料になる石油資源の節減と、レジ袋を生産する際のCO2排出量削減を目的にしており、イオングループの平成24(2012)年度のレジ袋削減枚数は18億枚に達した。レジ袋辞退率は63.4%と小売業界平均の47.9%を大きく上回り、CO2排出削減量は16万7000tになる。平成25(2013)年度は辞退率70%を目標に取り組みを進めている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:01| 企業の取り組み 【機関別】