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2013年09月05日

【物流】 国交省 平成25(2013)年6月分のトラック輸送情報を発表



 平成25(2013)年9月3日、国土交通省は平成25(2013)年6月分のトラック輸送情報を発表した。

 これによると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は、前月比約32千トン減の5,106,723トン(前月比99.4%、前年同月比100.8%)であった。また、宅配便貨物(調査対象14社)の取り扱い個数は、前月比約15,427千個増の289,153千個 (前月比105.6%、前年同月比99.9%)であった。

 前月同月と比べると、主な減少品目は「日用品」で、倉庫から出る貨物減が理由だと回答する事業者があった。また、輸送量の主な減少地域は「金属製品」では「北陸信越」が、「化学工業品」では「神奈川」であり、その主な減少要因は工場・生産地からの貨物減と回答する事業者があった。

 一方、一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者792社、調査対象事業者数1,069社)の輸送量は、前月比101.2%、前年同月比100.5%であった。

 地方運輸局別の管内輸送状況を見ると、近畿は対前月比96.7%、対前年同月比93.5%であった。品目別では、夏季需要増大に伴う飲料等の備蓄製造増加により「食料工業品」が、お中元・夏物商戦に向けての出荷増により「食料工業品」と「日用品」の輸送量が増加したと回答する事業者があった。一方、閑散期による稼働日数の減少により「紙・パルプ」と「機械」の輸送量が減少したと回答する事業者があった。今後の輸送見通しについては、次月とそれ以降とも減少傾向が予想される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:24| 行政関連