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2013年09月05日

【知識】構造計画研究所 クラウドメール配信サービスの米社と業務提携



 構造計画研究所と、クラウドメール配信サービスの提供で近年飛躍的な成長を遂げているSendGridは、SendGrid社のクラウドメール配信サービス(サービス名称:SendGrid)の日本市場展開について業務提携することが決定した。

 メールは販促活動やマーケティング、CRM(注1)への活用など、インターネット上でサービスを展開する企業にとって欠かせないコミュニケーション手段となっている。しかしながらメールでのコミュニケーションが重要性を増し、多様化する一方で、メール配信数の増大にともなう到達性の低下やセキュリティ、迷惑メールへの対策など、メール運用にかかる負荷が増大している。
 SendGridをはじめとするクラウドメール配信サービスは、初期投資不要、実際の使用分のみの従量課金制、スケーラビリティといったクラウドのメリットを享受できることに加えて、上記のような運用の煩わしさからも解放されるため、全世界で利用が急増している。

 構造計画研究所は、永年、様々な海外の有用なソフトウェアやサービスを日本市場に積極的に取り入れ、展開してきた。今回の業務提携では、SendGridを、構造計画研究所による日本語でのサポートや各種カスタマイズにより、日本市場のニーズに合わせて展開していく。

 SendGridは、1日に億単位のメールを取り扱える抜群の安定性や万全のサポート体制、セキュリティ対策、市場ニーズを先取りする開発力、シンプルなインターフェース、そして無料プランも含むリーズナブルな価格設定などで、世界中で様々な業界の顧客に支持されており、現在、全世界で配信されているメール(迷惑メールを除く)の約1%がSendGridを通して配信されている。
 さらに、充実したAPIによる既存システムとの容易な連携やリアルタイムレポートなど、メール担当者の負荷を軽減する機能が多数備わっている。また、クラウドを利用しているため、企業がメールインフラそのものを保有する必要がなく、運用の手間からシステム管理者を解放することができる。

 SendGridは、メール運用にリソースを割くことができないスタートアップ企業や、運用のコスト削減・省力化を希望する企業に対し、メールのビジネス利活用を強力にバックアップする。
 日本向けのサービス提供開始は、2013年12月を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:24| 知識