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2013年08月30日

【物流】国交省「国際コンテナ戦略港湾政策推進委員会」中間とりまとめ



 平成25(2013)年8月27日、国交省は、同年7月10日に設置した「国際コンテナ戦略港湾政策推進委員会」における検討結果を中間的にとりまとめた。

 中間とりまとめは、「1、国際コンテナ戦略港湾政策のレビュー」と「2、国際コンテナ戦略港湾政策の深化と加速に向けて」の2部構成で、国際コンテナ戦略港湾政策のレビューにおいては、国際コンテナ戦略港湾選定以降の取り組みの総括と、港湾・海運を取り巻く最近の状況・変化について整理。国際コンテナ戦略港湾政策の深化と加速に向けてにおいては、スピード感を持って施策に取り組むとの認識のもと、以下の目標を設定した。

<目標>
○ 概ね5年以内に、国際コンテナ戦略港湾に寄港する欧州基幹航路を週3便に増やすとともに、北米基幹航路のデイリー寄港を維持・拡大する。また、アフリカ、南米、中東・インドといった、現状で我が国への寄港が少ない航路の誘致も進める。
○ 概ね10年以内に、国際コンテナ戦略港湾において、グローバルに展開する我が国立地企業のサプライチェーンマネジメントに資する多方面・多頻度の直航サービスを充実する。

 中間とりまとめに記載した項目のうち可能なものについては、平成26年度予算概算要求に盛り込むなど速やかな対応を行うとしている。

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投稿者:gotsuat 09:29| 行政関連