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2013年09月09日

【アジア】IHIインフラシステムと三井住友建設 ベトナムで鋼製桁架設工事を開始


 IHIインフラシステムと三井住友建設の共同企業体は、ベトナム運輸省第85工事管理局が発注し2009年10月に着工したニャッタン橋の主塔の施工を完了し、鋼製桁架設工事を開始した。2014年末の全体完成を目指している。

 ニャッタン橋建設工事パッケージ1は、日本政府の円借款によるODA案件で、ベトナム中心部の紅河を跨ぎ、交通渋滞問題を抱えるハノイにおける幹線道路を建設するもの。完成後には、これも円借款ODA案件で建設が進められている国道3号線と接続し、ハノイ中心部からノイバイ国際空港を経て、中国国境へとつながる大動脈となる。

 同工事は、主橋部(6径間連続鋼桁斜張橋1,500m)と取付橋部(1,580m)、総延長3,080mの規模を誇る。主橋主塔を支える5基の大規模基礎は、日本で開発されベトナムで初めて採用された、鋼管矢板基礎工法で施工された。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:52| アジア