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2013年08月08日

【物流】国交省 過労運転防止機器導入の補助制度を発表

 平成25(2013)年8月1日、国土交通省は過労運転防止のための機器導入に対する補助制度を発表した。これは、平成25(2013)年度における事故防止対策支援推進事業の一環であり、自動車運送事業者が機器の導入により、過労運転や、居眠り運転等による重大事故を防ぐことを目的としている。

 補助対象機器は、(1)ITを活用した遠隔地における点呼機器(2)運行中における運転者の疲労状態を測定する機器(3)休息期間における運転者の睡眠状態を測定する機器(4)運行中の運行管理機器の4種類とそれに付随する機器、情報が記録できる電子媒体機器及びデジタル式運行記録計の車載器等である。これらの対象機器には、機器取得にかかった経費の半分が補助される。

 国土交通大臣による選定された機器のうちソフトウェアにより、運行管理及び安全運転の指導並びに記録された情報を活用できるものが補助を受ける基準となる。ただし補助の対象となるのは、補助金の交付決定後から平成26(2014)年2月28日の間に機器を導入した場合である。

 補助制度の交付予定枠の申込受付期間は、平成25(2013)年8月19日〜9月18日の9時〜16時。最寄りの各地方運輸局・運輸支局で受け付けている。申し込み書類は国交省のホームページからダウンロードし、見積書を添付して提出する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:28| 行政関連