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2013年08月06日

【物流】厚労省 荷主にも安全対策を要請


 平成25(2013)年7月30日、厚生労働省は労働政策審議会安全衛生分科会の第74回会合を開いた。これは、陸運事業者だけで荷役作業の安全対策を講じることは困難とした上で、荷主企業も荷役災害の防止に取り組むよう、協力を求めることとしたものである。

 荷役作業での労働災害防止を目的として2012年3月に策定した「陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策ガイドライン」を指針とし、荷主企業向けに労働災害防止するために取り組むべき事項を具体的に示した。

 内容は、荷役作業における労働災害防止の基本対策、墜落・転落防止対策、フォークリフトによる労働災害の防止対策、陸運事業者との連絡・調整など、10項目に分けて説明されている。

 例えば、荷役作業における労働災害防止の基本対策には(1)荷役作業を陸運事業者に行わせる場合は事前に通知すること(2)余裕を持った着時刻の設定をすること(3)荷役場所を安全に作業が行えるようにすることが挙げられていた。

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投稿者:gotsuat 09:28| 行政関連