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2013年07月31日

【環境】オリックス 物流施設18物件で屋根借り方式太陽光発電を実施


 オリックスは、セイノーホールディングスグループが所有する営業所や物流センターなど計18か所の屋根を活用し、合計最大出力5,614kW(5.6MW)の太陽光発電事業を実施すると発表した。年間の予想総発電量は559万3,608kWhで、一般家庭約1,550世帯分の年間電力消費量に相当する。平成25( 2013)年 7月より順次着工し、発電事業を行う。

 セイノーホールディングスは、西濃運輸を中核とし、主に法人向けに貨物輸送サービスを展開する大手企業グループ。全国に物流拠点を設けており、強固で平屋根を有する建物特性が太陽光発電事業に適していたこと、また環境に配慮した取組みという観点から、同取組みに合意した。

 屋根借り方式太陽光発電は、顧客が所有する工場や倉庫などの屋根を同社が賃借し、太陽光発電システムを設置して発電する事業。同社は、自治体や企業の遊休地を賃借する大規模太陽光発電事業のみならず、顧客の所有する施設を最大限活用することで、効率的な発電を実現する。
 一方、顧客は、資産の有効活用ができることに加え、太陽光パネルの遮熱効果により施設内空調の効率性が改善される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:55| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】