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2013年07月24日

【物流】内航海運における輸送動向調査結果


 日本内航海運組合総連合会は、平成25(2013)年6月末の内航海運における輸送動向調査結果を発表した。

 同調査は、低迷する内航海運の実態を把握する目的で毎月末に行われており、調査対象は内航海運の貨物船・油送船の元請オペレータ上位50社+αにおける輸送量(内航輸送量全体の80%以上を占める)である。なお、前回の調査より速報値から実績値へデータ内容を変更して発表している。

 これによると、同年5月(実績値)における貨物船の輸送量は17,571千トンとなり、前年同月比105%で前年を上回った。輸送主要品目別の前年同月比は、鉄鋼が102%、原料(石灰石等)が115%、雑貨が100%、自動車が84%、セメントが111%となった。復興需要や民需などの高まりから、原料(石灰石)及びセメントの輸送量は、前年同月比で増加している。

 また、同年5月(実績値)における油送船の輸送量は、9,958千klとなり、前年同月比93%で前年を下回った。輸送品目別の前年同月比は、黒油が81%、白油が99%、ケミカルが100%、特タン船が95%となった。2012年10月以降は、前年同月比を下回る結果が見受けられる。

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投稿者:gotsuat 09:24| 物流事業者