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2013年07月16日

【物流】JR貨物 平成25年度第1−四半期の輸送動向を発表


 平成25(2013)年7月10日、JR貨物は平成25年度第1−四半期の輸送動向を発表した。

第1−四半期は、4月上旬に発生した低気圧の接近に伴う輸送障害や、4月中旬の淡路島地震による運転規制などの影響により、高速貨142本、専貨2本が運休した。

 荷動きについては、海外景気の低迷を受け輸出を中心に生産の減少があるものの、一部顧客のモーダルシフトの進展により、全体では前年を上回って推移した。

 コンテナ貨物は、全体では5,045千トン(76千トン増)となった。積合せ貨物は一部顧客の専用列車の運行開始等により569千トン(66千トン増)、紙・パルプは震災で被災した生産拠点の復旧により756千トン(28千トン増)、エコ関連物資は災害廃棄物の広域処理の進展により114千トン(12千トン増)となり、前年を上回った。一方、国内需要の減少により自動車部品は217千トン(23千トン減)、家電・情報機器は108千トン(13千トン減)となり、前年を下回った。

 車扱貨物は、全体では1,946千トン(82千トン増)となった。セメント・石灰石等は前年の工場の定期修理の反動などにより262千トン(14千トン増)、石油は4月下旬から5月にかけての気温が低下したことにより1,269千トン(10千トン増)となり、前年を上回った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:53| 物流事業者