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2013年07月03日

【知識】新日本科学 日本網膜研究所と業務提携契約を締結


 新日本科学と、日本網膜研究所とは、日本網膜研究所が目指す網膜疾患を適応症とした人工多能性幹細胞(induced pluripotent stemcell、以下「iPS 細胞」)を利用した再生医療の実用化に向けた取組みに対して、その安全性を担保する非臨床分野において、新日本科学が日本網膜研究所から独占的に受注し、早期に臨床応用を実現すべく協力する主旨で業務提携契約を締結した。


 日本網膜研究所は、理化学研究所の認定ベンチャーで、理化学研究所が発明したiPS 細胞を再生医療に応用する技術に係る特許の実施許諾に基づき、iPS 細胞から分化誘導した網膜色素上皮細胞移植による加齢黄斑変性症の新たな治療法の開発を目指している。将来的には、当該治療法の開発を端緒として、視細胞移植、網膜再生薬、検査法開発等により、現代の難治性網膜疾患を治療可能とすることを目指している。

 これらの新たな治療を確立する目標を実現するためには、iPS 由来細胞を実験動物に移植し、その安全性などを調べていくことが必要。新日本科学は、非臨床分野で持つ豊富な経験・ノウハウを活かし、網膜の再生医療技術や眼検査法などの研究開発を含め、日本網膜研究所が目指す新たな治療法の開発に貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:21| 知識