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2013年06月24日

【環境】フェデックス グローバル・シチズンシップ・レポートで環境への取組を発表

 フェデラル エクスプレス(フェデックス)は平成25(2013)年6月5日、発行5年目を迎えた年次のグローバル・シチズンシップ・レポートを発表した。このレポートは「経済とアクセス」、「環境と効率」、「地域社会と災害援助」、「人材と職場」という重点分野における同社の取り組みをまとめたもので、本年度ご紹介する主な内容としては次のようなものがある。

平成24(2012)年度の「環境と効率」に関する取り組み

・ 車両の燃費改善目標を達成し、さらに高い目標を設定
保有車両の燃費を平成18(2005)年比で20%改善するという目標を達成した。燃費の大きな改善は、各配送ルートに合わせた適切な車両を使用したこと、ハイブリッド車や電気自動車などの代替エネルギーで駆動する車両の保有台数を増やしたことなど、数々の取り組みが成果として現れた。

・ 世界各地の都市で電気自動車の導入を継続
香港で電気自動車10台の使用を開始した。代替エネルギーで駆動する車両の保有台数を平成24(2012)年度だけで18%増やしており、ハイブリッド車は計364台、電気自動車は計118台となった。

・ 航空機の切り替えを継続
平成24(2012)年度にボーイング777型フレイターをさらに7機導入した。同機は従来のMD-11型機と比べて燃料消費量が18%少ない上に、より多くの貨物を搭載可能となっている。

・ より持続可能な世界の実現に向け、革新的なグリーン・ソリューションを導入
国際航空貨物輸送会社として初めて、追加料金なしで利用可能となる書類用梱包材向けのカーボンニュートラルな輸送プログラムを導入した。

・ 太陽光発電システムのネットワークを拡充
米国ニュージャージー州ニューアークのハブ施設で太陽光発電システムの設置に着手した。同社の施設の屋上に太陽光発電システムが設置されるのはこれで9件目(米国6件、欧州3件)となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:37| 企業の取り組み 【機関別】