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2013年06月21日

【環境】丸紅 タイ国営石油・ガスと新規の独立発電 事業を共同開発


 丸紅は、タイ国営石油・ガス会社PTT傘下の発電事業会社、GPSCとともに、タイや周辺のミャンマー、ラオス、カンボジアでIPP(独立発電)事業を発掘し、共同開発する。

 GPSCはPTTグループの発電子会社で平成25(2013)年1月に設立され、約1040MW(104万kW)の発電能力があり、平成32(2020)年までに約6000MW(600万kW)に引き上げる計画を立てている。タイに加え、経済成長に伴って電力需要の大幅な伸びが見込まれるミャンマー、ラオス、カンボジアを注力市場に位置付け、強化を目指す。

 PTTグループは天然ガス・石油関連を主なビジネス領域にするタイ最大の上場企業で、丸紅とは石油製品・天然ガスや各種設備の取引で良好な関係にある。電力分野では、PTT傘下の石油精製・石油化学大手向けの設計・調達・建設を受注し、コージェネレーション(熱電併給)設備を平成23(2011)年に引き渡した。GPSCが持つタイと周辺国に関する知識と、丸紅が保有するIPP事業全般に関する開発実績が相互補完関係にあることから、覚書の締結に至った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 企業の取り組み 【機関別】