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2013年06月13日

【環境】昭和電工 グループのアルミ缶リサイクル活動で2012年度約569万缶・92tを回収

 昭和電工は、グループや協力企業各社の従業員が展開するアルミ缶のリサイクル活動で、平成24(2012)年度(4月〜3月)に約569万缶を回収した。質量換算(1缶16.2g)すると約92tになる。
 
 回収したアルミ缶は100%子会社でアルミ缶の製造を手掛ける昭和アルミニウム缶が飲料用アルミ缶の原料に使用するほか、収益金の一部は地域の社会福祉協議会や福祉施設、図書館などに寄付したり、東日本大震災の復興支援にも活用している。アルミ缶のリサイクルは資源の有効活用に加え、原料鉱石からアルミ缶を製造する場合と比べて電力消費が97%抑制できる。

アルミ缶のリサイクル活動は、昭和アルミニウム缶が昭和47(1972)年に始め、平成13(2001)年に昭和電工グループ全体に拡大した。省資源・省エネを目的に取り組みを推進し、国内グループ従業員の参加率は平成23(2011)年の92.3%(8,123人)から平成24(2012)年は95.1%(8,721人)へと、過去最高に上昇した。

 同社はCSR(企業の社会的責任)を企業活動のベースにした経営を進め、アルミ缶のリサイクルだけでなく、事業所周辺の美化活動や小学校での出前授業などを実施している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:08| 企業の取り組み 【機関別】