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2013年06月11日

【環境】京セラ 空調負荷を低減するグリーンカーテンを国内外のグループ会社34拠点で生育


 京セラグループは、平成25(2013)年、夏の節電 • 省エネルギーの取り組みの一環として、建屋の外壁の一部にゴーヤやアサガオなどの植物を育てることで空調負荷を低減する「グリーンカーテン(緑のカーテン)」を国内外のグループ会社34拠点において展開する。

 グリーンカーテン(緑のカーテン)とは、一般的に、室内の温度を2℃程度低減するといわれており、その効果により、エアコンによる電力使用量が抑えられ、節電・省エネが可能になる。

 同社は、平成19(2007)年度に長野岡谷工場でグリーンカーテンを開始して以来、年々拠点数や規模を拡大しながら積極的に展開しており、昨年度は、国内外グループ30拠点で実施し、全長830m、総面積約3,417m2のグリーンカーテンを生育した。
 2013年度は、京セラ本社(京都市伏見区)をはじめ、環境意識が高まる中国やタイなど、新たに6拠点を加え、過去最高となる34拠点にて実施する。
 同年度の各拠点のカーテンの全長は合計約982m、総面積は約4,191m2(テニスコート約16.1面分)の規模に生育する予定で、成長とともに吸収するCO2の量は、全拠点総計の概算で約15,000kg/年を見込んでいる。

 同社では拠点で生育するだけでなく、社員が自宅で育てるための講習会を開いているほか、ウェブサイトで育て方を紹介したり、地域に苗を配布するなど取り組みを広げている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:09| 企業の取り組み 【機関別】