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2013年06月10日

【物流】平成25年3月度 トラック輸送情報



 国交省は平成25(2013)年3月度のトラック輸送情報を公表した。

これによると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は、5,788,687トン(前月比122.0%、前年同月比104.3%)となった。また、宅配便貨物(調査対象17社)の取扱個数は、273,382千個(前月比104.6%、前年同月比100.8%)となった。

品目別に見ると、前月と比べ、農水産品を除く全ての品目で輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。増加要因として、工場・生産地からの貨物増がほぼ全ての品目に共通して見られたほか、倉庫から出る貨物増が「金属製品」、「化学工業品」で見られた。
前年同月との比較では、主な増減品目・地域・要因を回答する事業者は少なかった。

一方、一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者788社/調査対象事業者数数1,068社)の輸送量は、前月比106.7%、前年同月比101.3%であった。
地方運輸局別の管内輸送状況を見ると、近畿では前月比109.5%、前年同月比95.0%となり、年度末工事の貨物増により「非鉄金属」、「金属製品」が、デパート・スーパーからの貨物増により「食料工業品」が、輸出入の貨物増により「機械」の輸送量が増加したと回答する事業者があった。
今後の輸送見通しについては、年度末需要の反動により次月及び以降とも減少傾向が予想される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:21| 行政関連