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2013年06月04日

【環境】大日本印刷 O2Oの仕組みを活用したピーク シフトを実証実験



 大日本印刷は、オンラインと現実の世界を結ぶO2O(オンライン・ツー・オフライン)の仕組みを活用した電力ピークシフトの実証実験を、東京電力系でマンションサービスのファミリーネット・ジャパン(FNJ)とH25(2013)年7月から約1年間実施する。タブレット端末にクーポンなどを配信し、電力需要が最大になる時間の外出を促して節電を図る。

 FNJはマンションエネルギー管理システム(MEMS)の事業者で、サービスを導入したマンションの入居者からモニターを募り、200世帯にタブレット端末を無償で配布。端末に搭載した電力量状況確認アプリが、需給ひっ迫が見込まれる前日に、節電を求めるメッセージとクーポンを配信し、モニターは外出して受信したクーポンなどを利用する仕組みとなり、電力使用状況の分析結果から作成した節電アドバイスも定期的に送信される。

 FNJはこの実験を、さまざまな企業と連携してO2Oサービスを展開する同社と共同で実証することにした。商業施設は安売り情報などを通して集客が可能になり、モニターは楽しみながら節電と節約ができる。両社は実験を基に、MEMSとO2Oを組み合わせた新しいサービスにつなげる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:24| 企業の取り組み 【機関別】