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2013年05月31日

【物流】国交省、船舶トン数の適正化を実施


平成25(2013)年3月27日、国土交通省は船舶のトン数が適正に維持されていることを確認するため、1,067隻の船舶について地方運輸局等の船舶測度官による立入検査を実施したことを発表した。

国は船舶の建造時にトン数を決定して公証しているが、船舶の就航後も、倉庫の追加設置、甲板室の開口部閉鎖等の改造によりトン数に変更が生じることから、トン数が適正であることを確認するために地方運輸局等の船舶測度官が定期的に船舶への立入検査を実施している。

平成24年度は全国で1,067隻の船舶について立入検査を行った。その結果、トン数が適正でないと認められた船舶は、漁船で190隻中47隻(24.7%)、貨物船、旅客船等の漁船以外の船舶は877隻中56隻(6.4%)であった。

これらの船舶については、改造前の状態に戻すことやトン数を改造後の新しいトン数に修正することなどにより、公証されるトン数が適切なものになるよう是正した。

なお、立入検査は、船舶法に基づき総トン数100トン以上の船舶では約6年ごと、100トン未満の船では約4年ごとに実施している。

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投稿者:gotsuat 09:14| 行政関連