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2013年05月15日

【物流】「高速道路資産の長期保全及び更新のあり方に関する技術検討委員会」の中間とりまとめ


 NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本は、平成25(2013)年4月25日に開催された「高速道路資産の長期保全及び更新のあり方に関する技術検討委員会」の中間とりまとめを発表した。

 同委員会は、高速道路の長期健全性を確保するために、橋梁、土構造物及びトンネルの構造物本体の長期保全及び更新のあり方について、技術的見地から基本的な方策を検討するものである。

 高速道路の現状は、平成23(2011)年度末の供用延長が約8,700km、そのうち開通から30年以上経過している道路は約3200km占めている。

 これらの保全及び更新のあり方に関して、(1)高速道路の経過年数の増加(2)車両の総重量の増加による使用環境の変化(3)凍結防止剤による維持管理上の問題(4)異常降雨の多発にみられる外的環境の変化(5)地盤材料の風化・劣化に見られる変状リスクの5つの課題を整理し、解決に要する費用は5.4兆円〜10.6兆円になると試算している。

 同委員会では、大規模更新・大規模修繕における各種対策の優先順位や実施時期の検討を行い、社会的な影響などの課題を整理したうえで、最終的な提言について2013年秋を目標にとりまとめるとしている。

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投稿者:gotsuat 09:52| 物流事業者