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2013年05月10日

【物流】国交省 平成25年2月度トラック輸送情報


 国土交通省は平成25(2013)年2月度のトラック輸送情報を公表した。

 これによると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は、4,745,933トン(前月比105.9%、前年同月比97.6%)となった。宅配便貨物の取扱個数(調査対象17社)は、261,339千個(前月比107.0%、前年同月比103.4%)となった。

 品目別に見ると、前月と比べ、「食料工業品」及び「日用品」で、輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。要因としては、工場・生産地からの貨物増が共通して見られた他、「日用品」では商社・問屋からの貨物増や季節的需要増が見られた。
 前年同月との比較では、「金属製品」、「機械」、「繊維工業品」で工場・生産地からの貨物減が見られ、輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。

 一方、一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者777社/調査対象事業者数1,068社)の輸送量は、前月比101.8%、前年同月比99.3%であった。
地方運輸局別の管内輸送状況をみると、近畿では前月比105.9%、前年同月比94.5%となり、「非鉄金属」、「金属製品」、「食料工業品」で、輸送量が増加したと回答する事業者があった。
 今後の輸送見通しについては、円安の影響により輸出貨物に復調傾向がみられるが、輸入貨物の減少もみられ、次月及び以降ともほぼ横ばい傾向が予想される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:55| 行政関連