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2013年04月17日

【物流】JR貨物 輸送動向を発表(3月分)


 平成25(2013)年度4月10日、JR貨物は平成25(2013)年3月度分の輸送動向を発表した。

 3月度は、上旬に発生した北日本地区における大雪や強風による輸送障害等により、月全体で高速貨物列車126 本が運休となった。

 荷動きについては月全体では前年を下回った。東日本大震災からの復旧に伴う一部メーカーの生産増があったものの、国内需要の減少や、円高の下で進められた生産の海外シフトを受けて輸出を中心に生産が減少したことが影響している。

 コンテナ貨物は全体では前年比99.1%の1,913トン(17トン減)となった。中でも、自動車部品は国内需要の減少で77トン(13トン減)、食料工業品は一部顧客の生産拠点の変更により263トン(11トン減)の減送となった。一方、紙・パルプは震災により被災した生産拠点の復旧により268トン(10トン増)、エコ関連物資は災害廃棄物の広域処理の進展により43トン(10トン増)の増送となり、前年を上回った。

 車扱貨物は全体では前年比82.6%の830トン(176トン減)となった。一部区間での輸送終了に伴い、石油は560トン(144トン減)、セメント・石灰石は107トン(16トン減)となり、前年を下回った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:41| 物流事業者