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2013年04月10日

【物流】全ト協 「経営分析報告書 平成23年度決算版」発表


 平成25(2013)年4月3日、全日本トラック協会は全国のトラック運送事業者1,976社(有効数)の平成23年度事業報告書に基づき集計、分析した「経営分析報告書 平成23年度決算版」をとりまとめて発表した。

 平成23(2011)年度の売上高は、前年比2.3%減の189,480千円となった。うち貨物運送事業収入(1社平均)も188,259千円と、前年度の192,178千円に比べて2.0%減少し、全売上高、貨物運送事業収入ともに6年連続で減収した。
 
 燃料価格は平成21年から原油価格上昇の影響を受けて、燃料費が上昇している。地域別に見ると東北は21.9%と高く、40%近くになる事業者も存在している。

 燃料価格高騰により営業利益率も影響を受けている。平成23年度の売上高営業利益率はマイナス0.9%で、5年連続の営業赤字となり、前年度のマイナス0.6%から悪化。規模別では10台以下、と11〜20台が10年以上も営業赤字で、厳しい経営となっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:52| 物流事業者