2013年04月05日
【物流】「事業用貨物自動車の交通事故の傾向と事故事例」を作成
全日本トラック協会は平成25(2013)年3月28日に、平成23(2011)年度「事業用貨物自動車の交通事故の傾向と事故事例」を作成した。
第1章では、事業用貨物自動車のマクロ統計分析をまとめている。平成23年度中の事業用トラックの交通事故について、事故類型別事故件数の推移や年齢別、時間帯別、危険認知速度別などの構成率別に分析している。その中でも、事故件数の構成率を見ると、車両相互事故の割合が24,860件中9割以上を占めている。このことから、運転者に対する指導・教育にて車両相互の事故事例やヒヤリ・ハット事例等を用い、安全運転のために留意すべき事項等について徹底し、交通事故の防止に努めるよう促している。第2章では、交通事故事例調査(ミクロ調査)と事故要因解析に基づき、事故の検証を行っている。運転中の意識障害、居眠り運転によるもの、コンテナセミトレーラの横転など、個々の事故につき図を用いて分かりやすく事例を挙げている。同冊子は事業用貨物自動車の交通事故防止対策の一助として活用できるものとなっている。
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投稿者：gotsuat 09:44| 物流事業者
