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2013年04月05日

【環境】ミサワホーム、メガソーラーの運転を開始



 ミサワホームは平成25(2013) 年3 月21 日、メガソーラーの運転を開始した。資源の有効活用に寄与する事業として、同社では平成24(2012)年10 月以降、関東物流センターのほか沼田工場、福岡工場、ミサワホーム静岡の新社屋においても太陽光発電設備の設置を進めてきた。今回関東物流センターへの設置が完了し、同社グループ初の大規模太陽光発電設備の運転を開始する運びとなった。

 同センターは、新築施工現場へトラックで部材類を配送する際の物流拠点となる施設となっており、産業廃棄物の中間処理施設「関東資源循環センター」に併設しているため、部材類を配送したトラックが帰り便で施工現場の建設廃棄物を積み込み、関東資源循環センターへ効率的に回収できることが特長で、これにより同社の新築施工現場のゼロ・エミッション(※1)に大きく貢献している。

 発電出力は約1,000kW で、これにより想定される年間発電量約95 万kWh は、一般家庭約280 世帯分(※2)の年間電力消費量に相当する。発電した電力は全量売電することで、売電金額は年間約3,800 万円(税込42 円/kWh で試算)を見込んでいる。

同社では、残りの3 拠点についても順次稼動を目指すほか、同社グループの拠点以外にも太陽光発電設備の設置を広く提案することで、クリーンエネルギーの確保による低炭素社会の実現に寄与していく考えである。

※1:廃棄物の埋め立ておよび単純焼却を行わず、リサイクル率を100%とすること。ミサワホームでは2010 年に全国の新築施工現場においてゼロ・エミッションを達成している。
※2:電力事業連合会HP より算出(一世帯あたりの年間電力消費量3,403kWh)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:28| 企業の取り組み 【機関別】