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2013年04月01日

【物流】国交省 平成25年1月度トラック輸送情報


国土交通省は平成25(2013)年1月度のトラック輸送情報を公表した。

これによると、特別積合せ貨物(調査対象26社)の輸送量は4,829,940トン(前月比75.4%、前年同月比101.2%)となった。宅配便貨物の取扱個数(調査対象17社)は、244,334千個(前月比59.7%、前年同月比98.3%)となった。

品目別に見ると、前月に比べ、全ての品目で輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。要因としては、工場・生産地からの貨物の減少が共通して見られたほか、「化学工業品」、「食料工業品」、「日用品」で倉庫から出る貨物の減少が見られた。前年同月との比較では、「農水産品」、「化学工業品」、「その他」で輸送量が増加したと回答する事業者があったものの、全体的には、全ての品目で輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。特に、「繊維工業品」で工場・生産地からの貨物の減少が見られた。

一方、一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者785社/調査対象事業者数1,065社)の輸送量は、前月比 86.9%、前年同月比 100.7%となった。
地方運輸局別の管内輸送状況をみると、近畿では前月比85.9%、前年同月比96.9%となり、品目別では、「金属製品」、「機械」、「化学薬品」の輸送量が増加したと回答する事業者があった。今後の見通しについては、次月及び以降ともほぼ横ばいが予想される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:01| 行政関連