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2013年04月01日

【アジア】住友商事 フィリピンで地熱発電所の主要設備移設を受注し着工



 住友商事はフィリピン地熱発電事業者の最大手であるEnergy Development Corporation社(以下「EDC社」)が所有している北ネグロス地熱発電所について、主要設備をナスロへ移設する案件を2012年12月に受注し、今回、工事に着手した。

 EDC社が所有する北ネグロス地熱発電所は、同国ネグロス島の北西部に位置し、2007年に富士電機株式会社製の地熱発電所設備一式(期待出力:49.5MWx1基)が納入された。その後、同発電所地域では地熱発電設備を継続的に稼働するための十分な蒸気を確保することが困難となったため、EDC社は今般同発電所の主要既存設備をネグロス島南東部のナスロへ移設する方針を決定したものである。同件は、住友商事が主契約者となり、太平電業グループ並びにフィリピンの工事会社が参画し、また、富士電機株式会社からも技術面の支援を受けている。2014年の移設完工を目指し工事を進める計画である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:31| アジア