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2013年03月22日

【物流】中部国際空港 平成25年度の貨物事業の取り組み案発表

中部国際空港 平成25年度の貨物事業の取り組み案発表

 中部国際空港利用促進協議会は、航空貨物に関するセントレア発着便の優先利用を地域企業にお願いする“フライ・セントレア・カーゴ事業”に取り組んでいる。同協議会は、貨物に係わる航空ネットワークを今後も維持・強化すべく、平成25(2013)年3月13日に、フォワーダー、荷主、トラック事業者を対象とした事業プランを発表した。

 まず、「フレーター利用促進プラン」は、セントレア発着のフレーターによる輸出入貨物取扱量における対前年増加量を対象に、“フライ・セントレア・カーゴ”パートナー企業であるフォワーダーを対象事業者とし、利用促進協力金として対前年増加量1kg当たり5円を設定している。「切替促進プラン」にも、セントレア発着便に搭載される貨物のうち、他空港からの切り替え等により新たに輸出入される量を対象に、同パートナー企業である荷主を対象事業者として、同様の協力金が設定されている。但し、「切替促進プラン」を適用するには、今後、新たにセントレアを利用する貨物の輸送ルート、貨物量の見込み等を事前登録する必要がある。

 次に、「大型貨物輸送促進プラン」は、セントレアを利用して輸出入される大型貨物の輸送(セントレア発着便の航空輸送と、海上輸送又は特殊車両通行許可等を必要とする陸上輸送のいずれかの組み合わせ)を対象に、1案件につき費用の半額(50%)で最大100万円の協力金を設定している。
「フレーター利用促進プラン」「切替促進プラン」「大型貨物輸送促進プラン」はいずれも平成25(2013)年4月1日から平成26(2014)年3月末日の1年間を実施機関とする。

 更に、既存エリアで実施されていた「トラック共同輸送支援事業」は、複数のパートナー企業が主体となった共同輸送の実現・継続に向けて支援を行うとし、他空港からの切替を促進する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者