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2013年03月11日

【アジア】YKK AP インドのボルーカ社からアルミ押出事業を譲り受け

 YKK APは、インドの押出メーカーBhoruka Aluminum(以下、ボルーカ社)と2013年3月1日にアルミ押出事業の譲受けについて契約した。

 YKK APは、第3次中期経営計画において「海外建材事業の拡大」を掲げ、インフラ投資や住宅市場の成長が著しいインド国内の市場調査を行うなど、新規参入に向けた準備を進めてきたところ、ボルーカ社より事業譲渡の打診があった。ボルーカ社は、アルミ押出分野において、急速に整備される社会インフラや建材分野において大きな役割を担っている。

 また、経営においては「品質」を最も重要視し、その品質を高めるためには人材を大切にする考えを持っている企業でもある。

 ボルーカ社の企業姿勢は、事業活動から生み出される商品の品質を通じてインド社会に貢献するというものである。この考え方はYKK APの企業精神である「善の巡環」と合致し、同社のアルミ押出・加工技術との融合により高いシナジー効果が期待できることから、同事業の譲受けを決定した。


 YKK APは、インド国内に新規法人を設立した上で事業譲受けを2013年3月末までに完了する予定である。今後は、ボルーカ社が築いてきた生産設備や販売チャネルを活用するとともに、YKK APの商品力・技術力・ビジネスモデルを融合することで高い相乗効果を導き出し、インド市場におけるビジネスの成長を目指す。



※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:07| アジア