2013年03月05日
【知識】野村総研 北京科技商務区建設有限責任公司と戦略的提携協議書を締結
野村総合研究所（以下「NRI」）は、北京科技商務区建設との間で、両者が協力して「北京科技商務区（以下、TBD）」の持続的な開発と発展を進める戦略的提携協議書を締結した。北京科技商務区建設が、日本企業と提携するのは今回が初めてである。
NRIはこれまで１０年以上に渡り、中国現地法人である野村綜研（上海）咨詢有限公司（以下「NRI上海」）とともに、中国の多くの地方政府から、都市開発の戦略策定等の業務を受託してきた。また最近は、水道、鉄道、都市開発等の多分野において、わが国から世界各地への「パッケージ型インフラ輸出」を、支援している。
これらの取り組みの中で、NRIは、東京大学と中国上海にある同済大学と共同研究の枠組みを構築し、日本企業が保有する、環境・エネルギーや都市管理に関する技術を中国で導入可能なようにカスタマイズして、民間企業と協力して提案する体制を整えている。TBD開発に関しても、昨年から調査や提言活動を行ってきた。
今回の北京科技商務区建設有限責任公司との提携を通じて、NRIは、中国国内への波及効果が大きいと考えられる、中国の首都北京への都市インフラ輸出に関連する支援活動に本格的に取り組んでいく。
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投稿者：gotsuat 09:42| 知識
