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2013年02月15日

【物流】JR輸送動向について(平成25年1月分)


平成25年2月13日、日本貨物鉄道(JR貨物)が平成25年1月分の輸送動向について発表した。
1月の運休本数は全体で高速貨136本 専貨6本となった。主な理由として、首都圏及び新潟・秋田地区の大雪による運行障害が挙げられる。

荷動きについて、全体で2,516千トン前年比4.3%減と前年をわずかに下回った。これは、前年、東日本大震災に伴う一部メーカーの生産減があったものの、海外の輸出を中心に減産傾向にあったことがあり下回る結果となった。

輸送品目別でみるとコンテナ貨物は、全体で1,494千トン前年比0.6%減とわずかに前年を下回った。品目別ではエコ関連物資が前年比34.5%増、紙・パルプ5.5%増、積み合せ貨物2.1%増、食料工業品1.1%増、と前年を上回った。エコ関連物資において、災害廃棄物の広域処理の進展により大幅な増送となった。一方、その他の品目においては主に化学薬品が前年比10%減、自動車部品7.7%減と前年比を下回った。化学薬品においては、一部顧客の輸送停止等により減送、自動車部品は国内需要の減少により減送となった。

車扱貨物は、すべての品目において前年を下回り全体で1,022千トン前年比9.1%減となった。これは一部区間での輸送終了に伴い、石油を主とし減送となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:49| 環境