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2013年02月04日

【物流】全ト協 DPFなど後処理装置付き車の正しい使用のお願い



全日本トラック協会(全ト協)は、新短期規制(平成15年)以降のディーゼルトラックに搭載されるDPF(黒煙除去フィルタ)の不具合等に関し、国土交通省に対して装置等の改善に関する申し入れを行った。これを受けて、国土交通省は、当面の対応として、ユーザーに対してDPFの特性や適正なメンテナンスに関する周知を図るとともに、メーカー各社に対しては、新たなマニュアルの整備とユーザーへの正確な情報提供を求めている。

DPFなど後処理装置付きディーゼルトラックは、低速走行が多くなった場合や手動再生を実施しない場合等において、粒子状物質(PM)がDPFにたまり、除去するためのアイドリング時間が長くなる、あるいは、エンジンが停止する等の事例が報告されている。

使用方法や注意事項を理解することが不可欠であり、全ト協は、ホームページに「DPF不具合情報ホットライン」を開設中し、情報提供を求めている。なお、今後も状況の把握に努め、国によるDPFの使用実態に関する調査結果の公表と不具合車両のフォローアップ、さらに認証時におけるDPFの評価および手法の検討などを、国土交通省をはじめとした関係行政機関に求めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者