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2013年01月30日

【物流】外国船検査 アジア太平洋地域が世界をリード



 日本、韓国、オーストラリア等アジア太平洋地域18 ヶ国は、2011年、約2万9千件の外国船検査を行い、その約65%で欠陥を発見するなど世界をリードする取組みを行っている。

 18 ヶ国は、2013年1月24日までシンガポールで開催された地域協力の委員会でこの現状を分析し、他地域に先駆け今夏に発効する海上労働条約の検査手法を策定するなど、取組みを強化することとした。

 検査は、ポート・ステート・コントロール(PSC)と呼ばれ、入港する外国船に対し、その構造設備などが国際条約に定める基準を満足しているかを確認する。条約基準に満たない欠陥があれば、これを是正させることで船舶事故の防止による海上安全の確保、海洋環境保護を図る。

 年間約2万9千件の外国船検査の内、約5千件は日本が実施しており、これを全国で142 名の外国船舶監督官が行っている。

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投稿者:gotsuat 10:33| 国際物流