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2013年01月28日

【物流】運輸労連 平成24(2012)年度 賃金・労働条件実態調査報告書

運輸労連は、「平成24(2012)年度 賃金・労働条件実態調査報告書」をまとめた。

これによると、月額賃金(2012年6月)は加重平均で361,393円(前年比1.6%増)となり、5,658円の増額となった。内訳は、所定内賃金は前年と比べて47円減額、仕事給は4,942円増額、所定外は763円増額となっている。

職種別の賃金実態をみると、事務職と比較して運転職の賃金総額に占める所定内賃金の割合が低くなっており、男子事務職の所定内賃金比率80.0%(総額賃金403,875円)に対し、男子大型運転職は46.0%(同389,202円)となった。

また、労働時間は207.5時間で、近年のピークである2006年(220.9時間)より約6%減少した。年間総労働時間は2,505時間(前年2,446時間)となっており、前年より増加した。 

平均年齢は本年も前年を上回った。運転免許新規取得者の減少が続く中で、ドライバーの平均年齢の上昇スピードは産業全体より速まっており、近い将来の高年齢化と要員不足の深刻化が懸念されている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連