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2013年01月21日

【物流】JR貨物 平成24度(2012)年度 第3―四半期輸送動向


 平成25(2013)年1月16日、JR貨物は平成24年(2012)度 第3―四半期の輸送動向を発表した。

これによると、11 月下旬から12 月にかけて北日本を中心に発生した自然災害に伴う輸送障害により、高速貨309 本、専貨6 本が運休した(前年同期間は、高速貨337 本、専貨5 本が運休)。荷動きについては、中国等アジア諸国をはじめとする海外の景気減速を受けて、輸出産業を中心に企業の生産活動が縮小しているものの、前年は東日本大震災に伴う生産減があったことから、全体では前年を上回った。



コンテナ貨物は、農産品・青果物、化学薬品等が前年を下回ったが、紙・パルプ、エコ関連物資等が前年を上回り、輸送量は5,489千トン、前年比102.2%となった。
紙・パルプは、震災で被災したメーカーの生産拠点の復旧及び取扱い貨物駅である石巻港駅の営業再開に伴い増送となり、エコ関連物資は、災害廃棄物の広域処理の進展により増送となった。
車扱貨物は、石油が一部区間の輸送終了に伴い前年を下回り、輸送量は2,729千トン、前年比99.8%となった。

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投稿者:gotsuat 09:26| 物流事業者