<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2013年01月17日

【環境】商船三井 大型原油タンカーへのバラスト水処理装置の先行搭載を決定

商船三井は、就航中の大型原油タンカー1隻にバラスト水処理装置を搭載することを決定したと発表した。
このプロジェクトは、中期経営計画“GEAR UP! MOL”における環境戦略目標の一つである「生物多様性保全への貢献」に対する取組みの一環である。
貨物の積荷役にあわせて排出されるバラスト水は、海洋生物を越境移動させ、海洋生態系および生物多様性の保全に対して影響を与える恐れがあり、1980年代後半から国際的に問題視されるようになった。これを受けて、IMO(国際海事機関)で2004(平成16)年2月に「バラスト水管理条約」が採択され、発効に向けて批准が進んでいる。
処理装置は、JFEエンジニアリング製の「JFEバラストエース」を選定し、搭載時期は2013(平成25)年3月〜4月を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】