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2013年01月16日

【物流】全日本トラック協会 「労災防止特別対策」展開


 全日本トラック協会は、平成25(2013)年1月からトラック運送事業の労災事故防止への取組みの一環として、荷主団体へ協力要請活動を行う「労災防止特別対策」を展開する。

 トラック運送事業における労働災害は、全体の7割が荷役作業時に発生し、そのうちの7割は荷主、配送先等で発生している。全ト協は、こうした荷役作業に伴う労働災害は荷主が提供する作業環境に影響されることが多いことから、運送事業者の労災事故防止対策においては荷主の事業場での協力が不可欠であるとしている。

 厚生労働省も平成23(2011)年6月に荷主企業に対し協力要請を行っており、荷主だけでなくその他の関係者や関係団体等の関係業界が一丸となって労災事故防止取り組むことを目指し、平成25(2013)年1月から荷主の理解と協力を求めて、特別対策(キャンペーン)を展開する。

 特別対策(キャンペーン)の実施項目は以下の通り。

(1)荷主業界への協力要請
  @労災防止への協力依頼文の発信
  A荷主業界団体及び傘下会員へのリーフレットの配布
(2)都道府県トラック協会会員事業者を通じた取引先へのリーフレット配布
(3)荷主業界専門誌等への広告掲出
(4)全日本トラック協会広報媒体による広報活動
  @ホームページでの広報、およびリーフレット配布
  A全日本トラック協会提供番組「ドライバーズリクエスト」(TBSラジオ)特別番組放送
  B機関紙「広報とらっく」への関連記事掲載

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者