2013年01月11日
【物流】国交省 運輸安全マネジメント制度の現況について
国土交通省は、運輸安全マネジメント制度の現況について、平成23（2011）年10月からの動きをとりまとめ、公表した。
本制度は、運輸事業者に、経営トップから現場まで一丸となった安全管理体制を構築・改善することにより輸送の安全性を向上させることを目的とし、平成18（2006）年10月に導入されたもの。
国交省は、平成23（2011）年10月から平成24（2012）年9月までの1年間、運輸安全マネジメント制度の推進に向け、①運輸安全マネジメント評価の継続的実施②小規模事業者への対応③運輸安全マネジメント制度の一層の浸透・定着に向けた事業者支援―等の様々な取組を行ってきた。
取組の1つとして、運輸安全マネジメント評価を1年間に合計915回実施した。その結果によると、全般的に運輸事業者の取組は進んでおり、その継続的改善もほとんどの事業者で行われるようになっている。
国交省は、本制度導入から5年目を機に「運輸の安全確保に関する政策ビジョン」を平成23（2011）年12月に策定しており、本ビジョンを踏まえ、引き続き、適切な評価を実施すること等によって、運輸事業者による更なる安全管理体制の自主的な構築・改善を促すとしている。
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投稿者：gotsuat 09:57| 行政関連
