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2012年12月25日

【物流】平成24(2012)年11月分 内航海運における輸送動向調査結果(速報値)

日本内航海運組合総連合会が、平成24(2012)年11月分の内航海運の輸送動向調査結果(速報値)を公表した。
同調査は、低迷する内航海運の実態を把握するのが目的で、内航海運の貨物船・油送船の元請オペレーター上位50社+αの輸送量(内航海運輸送全体の80%以上を占める)について毎月調査を行っている。
(2012年10月調査よりデータの質を向上する為、「上位50社+α」として調査対象会社を補足。)
※回答社数 貨物船 40社 タンカー 計29社

これによると、貨物船輸送量合計は、17,879千トン(対前年同月比100%)となり、前年同月と比較して36千トン増加した。

輸送品目別で見ると、鉄鋼3,308千トン(同89%)、紙・パルプ235千トン(同95%)、雑貨1,858千トン(同95%)については前年同月実績を下回ったが、燃料(石炭・コークス)1,081千トン(同109%)、自動車3,776千トン(同107%)を主に、その他の品目は前年同月実績を上回った。

タンカー輸送合計では、一般タンカーが10,407千kl(同101%)、特タン船が993千kl(88%)、タンカー合計で11,401千kl(同99%)とし前年同月と比較して75千kl下回った。
輸送品目別みると、一般タンカーの場合、白油6,308千kl(同104%)、ケミカル701千kl(同103%)で増加したが、黒油のみ前年同月実績を226千klと下回った。
特タン船の場合、高圧液化、高温液体は前年同月実績を下回ったものの、耐腐食は386千kl(101%)と僅かながら上回った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:41| 物流事業者