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2012年12月21日

【物流】国交省 新幹線青函共用走行区間技術検討WG 第4回会合開催

国交省 新幹線青函共用走行区間技術検討WG 第4回会合開催

 国交省(国土交通省)の交通政策審議会陸上交通分科会鉄道部会整備新幹線小委員会は平成24(2012)年12月11日に「青函共用走行区間技術検討ワーキンググループ」の第4回会合を開き、従来の議論の中間とりまとめを行った。


青函トンネルを含む共用走行区間は、貨物列車と新幹線が同一の空間を走行するという我が国の鉄道においてこれまでなかった運行の形態であり、安全輸送を確実に継続していくためには、関係者による方策が着実に実行されていくことが求められている。


今回の会合では、平成30(2018)年春を目処に1日1本時速200km以上の新幹線を運行する方針を決定した。それに加えて、高速走行が可能な環境を常時維持した上で、新幹線列車と貨物列車のすれ違いの前に、新幹線列車が在来線の並みの速度に減速することで高速走行を行う「すれ違い時減速システム」等による共用走行案や、在来線貨物列車をそのまま搭載可能な新幹線タイプの車両として開発し、新幹線と同等の高速走行を行うという「新幹線貨物専用列車導入案」も併せて実現に向けて技術開発を進めていく予定である。

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投稿者:gotsuat 09:57| 行政関連