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2012年12月10日

【アジア】日立システムズ 東南アジアでデータ連携ミドルウェア「HULFT」の販売拡大

日立システムズは、日立アジア社などの日立グループと連携し、企業内・企業間データ連携ミドルウェア「HULFT(ハルフト)」の販売を、シンガポールやマレーシアをはじめとする東南アジア全域に拡大する。

セゾン情報システムズの企業内・企業間データ連携ミドルウェア「HULFT」は、世界で7,200社を超える企業への導入実績がある。メインフレーム、UNIX、Linux、Microsoft(R)Windows(R)などの異なるプラットフォーム間で、財務会計データや生産管理データなどのファイル転送を安全かつ容易に行うことができるほか、複数拠点からのデータ収集などの用途にも活用できる。日立システムズは、国内はもとよりグローバル市場においても、「HULFT」のトップリセラーとしてビジネスを展開している。

近年、経済成長を続ける東南アジアでは、日系企業を含む多数の外国企業が事業進出しているほか、地元企業においても、ITシステムの需要が高まることが見込まれている。日立グループは、東南アジアなどの新興国を注力地域として、2015年度に中国・アジア地域における情報・通信システム事業の売上高2,000億円をめざし、グローバル事業展開を加速している。

日立システムズも、現地の販売代理店を通じて2011年8月にタイとベトナムで「HULFT7e」を販売開始したほか、タイでは日立アジア(タイ)社と連携してクラウドサービス「Caliver(カリバー)」を展開している。さらに、2012年7月にはシンガポールの日立アジア社内に事業部門を設置するなど、東南アジアにおける事業の強化・拡大を進めている。

こうした中、日立システムズは日立アジア社など東南アジアの日立グループと連携し、「HULFT」の最新バージョン「HULFT7」の英語版である「HULFT7e」の販売を、シンガポールやマレーシアをはじめとする東南アジア全域に拡大する。また、日立グループは、東南アジアにおいて、日立製作所の統合システム運用管理「JP1」を販売するなど、ミドルウェアの販売およびサポートサービス提供において、これまでにも多くの実績を有している。顧客は「HULFT」を「JP1」と連携させて使用することにより、データ転送や収集・配信、業務システムの運用を効率化できることに加え、ワンストップサポートを受けることができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| アジア