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2012年11月29日

【知識】オリックスと九電工 枕崎空港跡地にメガソーラー発電所を設置

オリックスと九電工は、戦略パートナーとして九州地区で大規模太陽光発電(メガソーラー)の共同事業を開始する。

第一号案件として、枕崎空港(鹿児島県枕崎市)の跡地に、最大出力8,557kW(8.5MW)規模のメガソーラー発電所を設置する。なお、空港跡地を活用したメガソーラー発電事業は、同案件が全国で初めて。

枕崎空港は、1991年1月に日本初のコミューター空港として開港した。だが、同空港を運営する枕崎市は、空港の管理・運営におけるこれまでの歳出超過累積額や、今後の財政および市民への負担を考慮し、2012年度末で空港を廃止して跡地をメガソーラー事業者に貸し出すことを決定している。

オリックスと九電工は、メガソーラー事業者として選定され、今後メガソーラー発電所を共同で開発する。また、地域への貢献策として、空港ターミナルビルを活用した発電所の見学スペースや太陽光発電の仕組みを学べる環境学習施設、天文観測所の設置などを計画している。

オリックスと九電工は、2011年11月、九州地区での両社の一層の事業拡大を目的に、戦略的パートナーとして協業を推進することで合意するとともに、2012年1月に九電工の100%出資子会社であったキューコーリース株式の90%をオリックスが取得し、共同事業を開始した。

これにより、相互の営業基盤や、オリックスが持つ金融サービスノウハウと九電工が有する技術力などの融合を図り、特に環境エネルギー関連事業において強固なパートナーシップ関係を構築してきた。そして、メガソーラー事業においても、共同で事業を推進することで九州全域での事業拡大を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識