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2012年11月19日

【流通】KDDIとmediba スマートフォン向け推奨型広告配信事業を展開

KDDIとmedibaは、2012年12月上旬より、スマートフォンをユーザー向けの広告配信サービスとして、年齢層や性別などに基づく「統計パターン推奨型広告」と、過去の広告閲覧状況に基づく「閲覧パターン推奨型広告」の提供を開始する。これにはKDDIとmedibaによるユーザー情報の厳重な管理や、簡単な操作で推奨処理を停止できる機能など、プライバシーに配慮した仕組みを備えている。

このサービスにより、ユーザーは膨大な情報の中から自身の趣向に合った広告を受け取ることが可能となり、スマートフォンを通じたショッピングシーンが拡がる。また、広告主事業者は、アプローチしたいユーザーに対して的確に情報提供が可能となる。こうした取り組みは、アプリ事業者やサイト運営者の収益の向上に繋がり、スマートフォンをユーザーにとっても、より安価で魅力的なサービスの登場が期待できる。

KDDIとmedibaは、ユーザーのプライバシー保護に向けた対応として、第三者に顧客情報を開示することなく同サービスの提供を実現する体制を構築した。また、安心・安全の取り組みとして、統計パターン推奨型広告につきましては、顧客情報を管理する情報開示ページを開設する(※1)。閲覧パターン推奨型広告は、KDDI研究所が考案した、個人を特定できない独自ID(※2)を履歴の管理に用いて、任意のタイミングで独自IDの生成・消去が可能な新技術を採用した。

なお、推奨型広告配信を希望しないユーザーは、スマートフォンの広告枠に表示される「i」マークから、簡単に履歴の消去や独自IDを用いた情報取得・蓄積を中止できる。

※1 2012年12月上旬に開設予定
※2 契約者や端末を特定する固有IDではなくランダムに生成される

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 流通