<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2012年11月15日

【知識】NTTデータとセゾン情報システムズ システム間連携・運用ソリューションで協業

NTTデータとセゾン情報システムズは、NTTデータがOSSとして公開する統合運用管理ソフト「Hinemos(R)」と、セゾン情報システムズのファイル転送ツール「HULFT(R)」の連携による、安価なシステム間連携、運用ソリューションの実現に向けて協業する。

同協業では、Hinemosのジョブ管理機能において、HULFTによるシステム間のデータ連携機能をシームレスに利用できるソリューションの実現を目指す。同ソリューションにより、HinemosおよびHULFTの導入時の設定作業や運用時の操作画面の単一化が可能となり、システム導入期間の短縮や運用作業の容易化といった、さまざまなコストの軽減を図る子とが可能となる。この協業によるソリューションは、Hinemosパートナー企業を通じて2013年度内の提供を予定している。

昨今、ITシステムに求められる要件は、多様化、複雑化の一途をたどっており、1つの業務要件を実現するために、複数システムがそれぞれ持つデータを連携することが必須となっている。この実現には、ファイル転送ツールとジョブ管理機能を持つ運用ソフトの組み合わせにより自動化をすることが一般的となっている。一方で、システムの導入時や運用時に複数のシステム管理画面を対象とした煩雑な操作が必要となるなど、運用コスト増加の一因となっている。

同協業では、NTTデータの統合運用管理ソフト「Hinemos」とセゾン情報システムズのファイル転送ツール「HULFT」が一体となったソリューションを提供することにより、上記課題の解決を目指します。具体的施策として、「Hinemos」が持つジョブ管理機能の中で「HULFT」が提供するシステム間のデータ連携機能のシームレスな利用を可能とし、導入時の設定作業や運用時の操作画面の単一化といった効率化を図る。OSSであるHinemosと連携してHULFTを活用することで、低コストで両ソフトの新規導入が可能となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識