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2012年11月12日

【知識】ヤマハとシアーズ デジタルサイネージからの情報をスマートフォンで受信するサービスを共同開発

ヤマハとシアーズは、ヤマハが開発した音波による新しい情報伝送手段である「INFOSOUND(TM)(インフォサウンド)」と、シアーズのデジタルサイネージ「impacTV(R)(インパク・ティーヴィー)」及び、各種販促ソリューションを活用することで、スマートフォン時代における新しいサービスの開発を目指す業務提携をすることについて合意した。

ヤマハは、2008年から音響通信技術「INFOSOUND」の研究を進めてきた。「すでに広く普及している音響機器を利用することができる」「伝達エリアの制御がしやすい」等のメリットがあるこの技術を、店舗や公共施設、各種放送での利用、音楽CD等への組み込みなど、幅広い分野で応用することを目指している。

一方、シアーズは、店頭での商品アピール専用に開発された電子POP「impacTV(R)」を業界に先駆けて1997年に開発し、のべ3,000社、出荷100万台超となった現在までの活動の中で、導入先のメーカーや施設、店舗の現場から、入店時や棚前でのインセンティブ等の提供に対する強いニーズを捉えてきた。

両社はスマートフォン向け新サービスの共同開発を目指して業務提携し、それぞれの持つ技術、ノウハウ、及びプラットホームを最大限に活用して、今後更なる高まりが予想されるO2O(Online to Offline)に対するニーズに応える。業務提携の内容は以下の通り。

1 シアーズの展開する以下の事業への「INFOSOUND」技術利用の許諾
  及び新サービスメニューの共同開発
 [1]デジタルサイネージ「impacTV(R)」事業
 [2]広告・デジタルセールスプロモーション「Wi−catch(R)(ワイキャッチ)」事業

2 デジタルサイネージを中心とした店頭販促分野における、新規サービスの事業化検討、及び共同開発

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識