2012年11月08日
【物流】国交省 「自動車運送事業者に対する監査のあり方に関する検討会」中間とりまとめ発表
平成24（2012）年10月31日、国土交通省（国交省）は自動車局に設置されている専門家の委員で構成された「自動車運送事業者に対する監査のあり方に関する検討会」について、監査の見直しの方向性に関する中間とりまとめを行った。
概要としては、効率的・効果的な監査を実施するために、①第三者機関を活用した運送事業者に対する確認・指導②運送事業者自らの法令遵守状況のチェックの強化（国に報告させる新たな仕組み作り）③悪質な運送事業者に対する重点的な監査の実施（システムでの一元化など）④街頭における監査の実施⑤重要な法令違反の有無を優先して確認するなど監査手法の効率化⑥運送事業者における適切な運行管理体制の整備（監査環境の改善）⑦優良運送事業者の認定制度等の活用を提起している。
また、実効性のある行政処分等の実施のために、①安全性に直接関わる法令等の違反が確認された場合の現場での迅速な対応、現場で運送事業者に所要の是正措置を実施させる仕組みの整備②事業停止や事業許可取消など悪質な運送事業者に対する処分の厳格化③運送事業者に対する処分情報の一層の活用（処分に対する認識向上、利用者への情報提供）④金銭的処分導入の可能性を要請している。
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投稿者：gotsuat 09:45| 行政関連
