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2012年11月05日

【物流】国交省 トラック輸送情報(平成24年8月分)

国土交通省(国交省)は、平成24(2012)年8月分のトラック輸送情報を公表した。
これによると、特別積合せ貨物(調査対象25社)の輸送量は、5,292,005トン(前月比90.2%、前年同月比99.1%)となった。また、宅配便貨物(調査対象17社)の取り扱い個数は270,554千個(前月比82.5%、前年同月比101.8%)となった。

品目別に見ると、前月に比べて、すべての品目で輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。減少要因としては、「金属製品」、「機械」、「日用品」等で季節的需要減による貨物減が見られたほか、「化学工業品」、「その他」を除く品目で工場・生産地からの貨物減が見られた。前年同月と比べても、ほぼ全ての品目で輸送量が減少したと回答する事業者が多く、「金属製品」、「機械」、「繊維工業品」、「日用品」で工場・生産地からの貨物減が見られた。

一般貨物では、全国の一般貨物トラック事業者(回答をした797社)の輸送量は、前月比97.8%、前年同月比100.3%であった。近畿の輸送については、前月比93.2%、前年同月比101.4%で、「食料工業品」でデパート・スーパーからの貨物増等が見られたほか、「化学肥料」で工場・生産地からの貨物増により輸送量が増加したと回答する事業者があった。今後の輸送見通しについては、次月及び以降ともほぼ横ばいが予想される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:16| 行政関連