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2012年10月29日

【流通】EMCジャパン 文書管理に最適なコーディング不要の文書管理システム販売

EMCジャパンは、短期間かつ低コストで全社規模の文書管理システムの構築を可能とする「EMC Documentum D2(ドキュメンタム・デーツー)」の販売を開始した。「Documentum D2」は、文書管理システム構築の際に、プログラミング言語を使ってコーディング(※1)する作業が不要となり、より使い勝手の良くなった新しいユーザー・インタフェースを提供する。

これまで、企業は文書管理システムを構築する際、用途や目的に応じてコーディングを伴うカスタマイズを行ってきた。一方、「Documentum D2」は、必要な設定をするだけでユーザー・インタフェースや使用する機能を変更できるため、本番稼動までの時間とコストを削減し、文書管理システムの全社レベルでの利用を促進する。このため企業の成長や業務の変化に素早く対応し、競争力向上に貢献する。

また、「Documentum D2」は、エンドユーザーの使いやすさを追求し、ウィジェットやガジェット(※2)技術を取り込んだ新しいユーザー・インタフェースを提供する。部門単位、特定業務単位での文書管理は勿論、利用の目的や用途に応じて機能や多様なビューをエンドユーザー自身が自由に選択できるため、全社レベルでの文書管理システムの基盤ソフトウェアとして適している。例えばGoogleマップやカレンダーなど企業がすでに持っているウィジェットやガジェットなどを「Documentum D2」と連携させて取り込むことで、再投資をせずに生産効率を上げることができる。「Documentum D2」は、「ワンクリックで必要な情報にたどりつく」ことを目標に開発されており、直感的で軽快な操作性によって、分厚いマニュアルが不要となり、エンドユーザー向けのトレーニングを最小に抑えることができる。

さらに、「Documentum D2」をベースとして、EMCはこれまで蓄積してきた各業種の顧客のベストプラクティスを集約しパッケージ化した業種別ソリューションの開発を進めている。2013年に製薬業向けLife Scienceソリューション、ならびにエネルギー業界およびEPC(設計・調達・建設)業界向けのEPFM(プラント設計および設備管理)ソリューションの提供を予定している。


※1 コーディング
プログラミング言語を使ってソフトウェアの設計図にあたるソースコードを作成すること
※2 ウィジェット・ガジェット
デスクトップ上などで動作する、小規模なアクセサリーソフトの総称

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 環境