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2012年10月25日

【知識】JBSとOKA マルチベンダの全国保守サービス分野で業務提携

JBCCホールディングスの事業会社であるJBサービス(以下 JBS)と、沖電気工業(以下 OKI)の保守サポートサービス事業会社・沖電気カスタマアドテック(以下 OCA)は、IT機器のマルチベンダ保守サービス分野で業務提携することに合意した。2012年10月からJBSとOCAは、全国でのマルチベンダ保守サービス事業の展開を開始する。

昨今、保守ビジネスにおいては、保守作業が高スキル化する一方、顧客からはIT機器の安定稼働、保守サービス費用削減の要望があり、保守事業会社はより一層のサービスを提供するため、日々取り組んでいる。JBSとOCAは、このたびの業務提携により、両社の保守サービス事業における実績・技術力と、サービス網の相互活用により、高品質かつ低価格でのマルチベンダ保守サービスを全国で提供する。とくにJBSのIBMをはじめとするマルチベンダ製品保守での高い実績や技術力とOCAの業界トップクラスの全国250拠点のサービス網を強みとして活かし、相乗効果による事業拡大を図る。

今般の業務提携により、システムの基盤構築から運用監視センター『ソリューション・マネジメント&アクセスセンター(SMAC)』を中核とした運用・保守・管理まで一貫したサービスを支援するJBSは、OCAの持つ全国250拠点のサービスネットワーク網を活用し、ローカル地区のメンテナンスサービスの基盤強化とサービス内容の拡充を行い、さらなる顧客満足の向上とビジネス拡大を目指す。併せて、JBSのサービス拠点を最適化していくことにより、収益の向上を見込んでいる。

OCAは、これまで全国250拠点のサービス網と高いスキルを強みに、24時間365日体制でOKIの製品のほか、マルチベンダのIT機器、医療機器などの異業種製品の保守サポートを提供してきた。今回の提携により、JBグループが得意とするIBMなど様々なベンダの製品を保守業務に取り込み、新たなスキルとノウハウを取得する。また、OCAは保守サポートにJBSのマルチベンダ保守技術を活用することで、サポートするIT機器の範囲を広げ、さらにマルチベンダ保守事業を拡大する。

今後は、両社が強化していく医療分野やスマートグリッド分野の保守事業においても連携し、ビジネス拡大を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識